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物語は巨大エビが人類を襲い、海上自衛隊の隊員が人類を救う
・・・・・・といったまぁ
あらすじでシナリオがなんとなーく見える本
ではなく、全くシナリオがつかめない物語。
考えてみてください。
今時、怪物が人間を襲うという古いシナリオを書きますか?
普通は書きませんよね。
著者は、それだけ自信があるシナリオを考えたのです。
そして失礼ですが、私は、男性にこの本をあまり薦めません。
女性向けに存在する本だと思います。
なぜなら。それは男性は読みづらいから。
『軍事物=男性向け』ではありません。
女子の淡い乙女心。子どものお守をする。
この気持ちが分かりますか?
それに月の使者が出てくるので苦手な方も多いはず。
逆に女性は心がギュッとするでしょう。
共感とはいかずとも、女性にしか分からない
《何か》があるのです。
男性でも、「おう、俺はそれでも読んでやるぜ!」
との意気込みのある方はどうぞ読んでみて下さい。
せめて私の評論はご参考程度に。
「たいしたことなかったぜ!」という方は女性に内面的にモテると思います。
私にはこの本を読み終わってから、考えさせられました。
社会に対する気持ち。社会の在り方。
答えは人それぞれ、たくさんあると思います。